ストレスと免疫

2021年11月2日

ストレスが身体によくないって言うけれど、実際どうなんだろう?

こころとからだの仕組みをわかりやすく教えてくれたのは、神経免疫学の第一人者である医学博士のエスター・スターンバーグ先生です。

ボディマインド・シンフォニー: 心身の再統合へ向かう先端医学

ストレスとは何か。ストレスはほんとうに人を病気にするのだろうか。

ストレスにさらされた場合に作動するホルモンや神経経路が、免疫細胞の病気への対処法を妨害することによって私たちを病気にかかりやすくできることはすでに証明されている。

その一部は明らかにからだの反応、いろいろなホルモンや化学物質の作用であり、免疫細胞の戦闘能力に直接影響を与える部分である。同じ出来事に遭遇しても、それをどれほどのストレスと認識するかは個人によってさまざまである。ストレスの受け止め方、反応の仕方は、私たちが置かれた環境や条件に大きく左右され、絶えず変化する。実際の出来事はもちろん、過去の経験や知識にも左右される。記憶にも左右される。ストレスとなる出来事の記憶は、もとの出来事と同じくらい、ストレス反応のスイッチを入れることができる。