依存症の治療

2022年1月1日

日本は依存症の治療において後進国といわれています。

医療機関においても、依存症を病気と考えず、意志の力の問題であるとか、治らない病気とみなされるケースがあります。

依存症は脳の病気なのですが、数ある精神科疾患の中で、薬物治療が効かない疾患と考えられています。依存対象に対して、脳の意志の力が壊れているのですが、それを治す薬が無いのです。

アルコール依存症に対する嫌酒薬、タバコ依存に対するニコチン薬などを除き、効果が認められた薬はありません。逆に、脳内にドーパミンを増やす薬は、ギャンブル依存症などを起こすことが知られています。

現在、有効な治療として考えられているのは、

専門医療機関への入院治療

自助グループへの参加

の2つです。

医療機関への入院治療は、入院することによって、依存対象(アルコール、薬物、ギャンブルなど)から強制的に引き離し、カウンセリングやグループミーティング、認知行動療法などにより回復を目指すものです。

自助グループは、依存症者同士が基本、匿名で参加して、互いの体験の共有を通じて回復を目指すものです。

個人的な体験になりますが、私はギャンブル依存症、借金依存症、アルコール依存症を経験しましたが、専門医療機関へも、自助グループへも行かずに回復してきました。

私は、グループミーティングや自助グループに代わる第3の治療法として、ブログなどのインターネットツールを利用した情報収集、情報発信を提言したいと思います。

ブログを利用した依存症の治療法

私個人の体験になります。

アルコール依存から回復するために、アメブロを開設しました。

アメブロを選んだ理由は、依存症から回復するためには、自助グループのように「匿名性」があることと、これも自助グループを参考に「言いっぱなし・聞きっぱなし」ができること、この2点からでした。

https://ameblo.jp/idea1000

アメブロをはじめてみて、少数ですが、同じような依存に苦しむ仲間がいることがわかりました。

アメブロには、「いいね」ボタンと、会話のやりとりができる「コメント」機能があります。

私は、自分の回復を優先するために、あえて「コメント」機能は使用せずに、仲間のブログを読んで「いいね」を押すようにしました。

ブログを通じて、自分よりも苦しんでいる仲間がいることを身近に感じることができたことや、仲間からの応援のコメントをもらい励まされたこともあり、何度もスリップしたのですが、現在はアルコール依存から回復して2年の断酒が続いています。

個人的には、スリップ(再飲酒や再ギャンブル)を防ぎ、自身の回復を続けていくため、アメブロは継続していきたいと思っています。

回復に成功した依存症者の体験談も

もう一つ有効な方法があります。

それは、自分よりも重度の依存の人で、なおかつ依存症から回復した人の体験談から学ぶことです。

まったく同じ状況の人はいないけど、依存という似たような病気から回復した先人の知恵を学ぶことです。

方法は、本でも、動画でも、講演でも、回復者が何を想い何を感じてどう変わって回復していったのか

その感情に共感することで回復の道をたどっていけるのでは、と思っています。

http://bodymindlabo.com/page-007/

Posted by pharmacistK