男性と女性にとってのセックスとは

2021年12月14日

いろいろな依存症の中の一つに、セックスやポルノに対する依存症があります。セックスに対する向き合い方を精神分析医のダニエル・ゴットリーブ先生に伺います。

セックスのようにいい気分になるものは、どんなものであれ問題を招く場合がある。薬物も、恋に落ちることも、チョコレートケーキだって例外ではない!

こういったものを味わえば、あまりにいい気分になるから、脳の一部が何度も何度もほしがってしまう。セックスの快感はとても大きいから、たいていの文化や宗教はありとあらゆる規則や法律をつくって、規制しようとしてきた。誰とセックスしていいのか、恋愛関係のどの段階でセックスしてもいいのかを決めた規則もある。セックスする相手として考えていい人、いけない人についての規則もある。マスターベーションに関する規則だってあるんだよ!

セックスとは、男性にとっては誰かと親密になるための方法であり、女性にとっては誰かと親密になってから行うことである。

この対比は、かなり事実を言い当てているのではないだろうか?

人は誰でも、誰かと親密になりたいと願う。性的な関係では、何度も拒絶されて人との親密さを求める気持ちが強くなると、パートナーの一方あるいは両方が、パートナー以外とのセックスに親密さを求めてしまう危険がある。こうなると、まず例外なく問題が起こる。パートナー以外との関係から良いことが起こるケースは、ほとんどないんだよ。

まず、何かを求めているからといって、解決すべき問題があるわけではないと、理解してほしい。何かを求めることは、心の中に痛みがあることを示している。そして、それはただ、私たちが人間であることを示しているんだよ。ほとんどの人は、非現実的で夢物語のような愛情と親密さを渇望している、と私は思う。

つまり問題は、その心の空洞をどう埋めるかということではない。

問題は、その渇望を抱えながら、どう生きるかなんだよ。

人生という名の手紙