脳と瞑想の秘密

2021年11月6日

瞑想をやってみたいけれど、初心者の方は何から始めたらよいのでしょうか。脳と瞑想の研究から、今日の先生はタイで出家された日本人僧侶プラユキ・ナラテボー師に瞑想を教わります。

瞑想修行」というと厳格な感じを受けますが、もっと気楽に、朗らかにやっていいのです。心を閉じずにオープンハートに生きていくと、心も明るくなります。今ここを幸せに生きることを主体的に選択できるようになれば、いつでも幸せに生きていくことが可能になります。平凡な日常さえもが味わい深い一コマ一コマに変わっていきます。

事故に遭いそうになったり、何か大きな危険に遭遇したとき、私たちは自然に意識の覚醒度を高めます。しかし、瞑想を続けていると、そうした緊急時だけでなく、普段の日常生活の一コマ一コマにおいても、覚醒した意識でイキイキと快活に生きていけるようになります。感受には「不苦不楽受」といって、快でも不快でもない中立的な感覚があります。ともするとわれを失ってしまいがちな中立的な感覚時においても、しっかりと目覚めを保って生きられるようになります。それによって生活の質も高められていくのです。

脳と瞑想 最先端脳外科医とタイの瞑想指導者が解き明かす苦しみをなくす脳と心の科学 (サンガ新書071)